有効期限はある？NET CASH（ネットキャッシュ）の注意点を詳しく解説！

NET CASH（ネットキャッシュ）は、全国のコンビニエンスストアの専用マルチメディア端末などを利用して購入できる、手軽なプリペイド式電子マネーです。誰でも購入できる上、支払いに利用するときに、会員登録や個人情報の入力などが不要なのも魅力です。NET CASHは便利な反面、使用にあたっては注意点もあり、場合によっては損をすることもあるので気をつけましょう。そこで、NET CASHの使用時の注意事項について解説します。

NET CASH（ネットキャッシュ）はいつでも割引価格で買えるが、例外もある

NET CASH（ネットキャッシュ）は、NTTグループの企業である株式会社NTTカードソリューションが提供するプリペイド式電子マネーです。
通常は1ポイント＝1円で換算し、購入金額分のポイントを支払いに使用しますが、NET CASHはいつでも割引価格で購入できるのが特徴です。

NET CASHには、コンビニエンスストアで購入できる「シートタイプ」、オンラインで買える「カードタイプ」などがあります。
シートタイプには以下の種類があり、2,000NET CASH～50,000NET CASHは割引価格で販売されていて、金額が大きくなるほど割引率が高いことがわかります。

・1,600NET CASH…1,600円
・2,000NET CASH…1,990円（NET CASHモバイルも有）
・3,000NET CASH…2,990円
・5,000NET CASH…4,980円（NET CASHモバイルも有）
・10,000NET CASH…9,950円
・30,000NET CASH…29,700円
・50,000NET CASH…49,500円

一方、1,600NET CASHには割引がない点に注意しましょう。
1,600NET CASH、30,000NET CASH、50,000NET CASHは、店舗によって取り扱いがない点も注意事項です。

また、カードタイプには、1,000NET CASH（1,000円）、3,000NET CASH（3,000円）、5,000NET CASH（5,000円）の3種類がありますが、いずれも割引はなく、購入時は額面通りの金額を支払います。

オンラインでNET CASH（ネットキャッシュ）を購入できるサイトは「ガリレオ」のみ

カードタイプのNET CASH（ネットキャッシュ）は、ギフト券販売サイトの「ガリレオ」でのみ購入が可能です。NET CASH公式サイトでのオンライン販売は2020年9月18日以降「停止」となっています。

ガリレオでは会員登録をしなくても購入が可能ですが、銀行振込や代金引換の手数料、配送料などがかかるのが注意点です。
また、NET CASHの購入時に、クレジットカード（VISA、MasterCard、JCB）は使用できません。

なお、店頭受け取り、店頭支払いを選択した場合、振込手数料や配送料はかかりません。

WebタイプのNET CASH（ネットキャッシュ）はシートやカードが発行されない

NET CASH（ネットキャッシュ）には、シートやカードのほかに、Webタイプもあります。Webタイプは、NET CASHと提携しているポイント交換サービスにより入手が可能です。

ポイント交換手続きを行うと、シートやカードは発行されず、NET CASH IDのみがEメールに記載される、または、Eメール本文内に記載されているURLにリンクしてNET CASH IDを確認するのが一般的です。

また、ポイントサービスごとに、交換可能なNET CASHの金額の単位、交換レートなどが異なる点に注意しましょう。
NET CASHに交換できるポイントサービスは以下の通りです。

・NET CASHポイント
・Gポイント
・ちょびリッチ。
・ポトラ

※ポトラは2021年2月26日に全サービスが終了する予定です。そのため、2021年1月31日までに交換申請をすませるか、新たに NTTコムリサーチポイントへの移行手続きが必要です。

NET CASH（ネットキャッシュ）は再発行されない

1度購入したNET CASHは、未使用であっても再発行されません。
したがって、紛失したり、盗難にあったりしても救済措置がない点に注意しましょう。

紛失が心配な方には、NET CASHウォレット会員に登録し、あらかじめマイウォレットにNET CASH IDを登録しておくことをおすすめします。

NET CASH（ネットキャッシュ）は使い切りで、チャージできない

NET CASHは、表示の額面を使い切るまで使用できます。残高がゼロになったら、それ以上は使用できず、チャージもできません。
そのため、引き続き利用したい場合は、新しいNET CASHを購入し、別のNET CASH IDを入手する必要があります。

NET CASH IDにはアルファベットの「O」は使われない

NET CASHを購入すると、16桁の英数字で表記されたNET CASH IDが発行されます。
ただし、NET CASH IDではアルファベットの「O（オー）」だけは使われません。そのため、オンライン決済の際に、数字の「０（ゼロ）」とまちがえて、「O（オー）」と入力しないように気をつけましょう。

NET CASHウォレット会員はログイン管理に注意

NET CASHでは、あらかじめNET CASH IDをマイウォレットに登録できる、ウォレット決済の利用も可能です。ウォレット決済は、支払いの都度NET CASH IDを入力する必要がなく、手間が省けるメリットがあります。
ただし、利用にあたっては、NET CASHウォレット会員への登録手続きが必要です。会員登録は無料でできます。

NET CASH IDの登録には、会員サイトでのログインが必要ですが、使用するパスワードの管理には十分注意しましょう。
推測されやすいパスワード、使い回しなどは避け、定期的に変更するのがおすすめです。

また、NET CASHを長期間使用しない場合は、ウォレットロックをかけておくと安心です。

「NET CASHポイント」には有効期限がある

NET CASHには、基本的に有効期限がありません。
ただし、NET CASHウォレット会員の方は、「NET CASHポイント」に有効期限があるのが注意点です。

NET CASHポイントとは、NET CASH IDをマイウォレットにチャージ・決済すると付与されるボーナスポイントで、支払金額の0.5%分を獲得できます。
NET CASHポイントを300ポイント以上貯めると、NET CASHへの交換も可能です。

NET CASHポイントの有効期限は、ポイントが付与された日から起算して1年間です。
また、ポイントの消費や交換による、ポイント数の変動日から起算して１年間になるので、期限切れに注意しましょう。

まとめ

NET CASHはコンビニエンスストアなどで手軽に入手できる上、使い方も簡単で便利な反面、うっかりすると損をする場合もあるので注意が必要です。加えて、NET CASHの名をかたるなりすましメールや、プリペイド式の電子マネー・ギフト券詐欺なども横行しているため、NET CASH IDの取り扱いや管理には、十分気をつけましょう。オンラインでのNET CASHの購入は、よりお得に入手できるギフト券売買サイトのGiftissue（ギフティッシュ）の利用がおすすめです。

NET CASH（ネットキャッシュ）
商品一覧を見る