国内線が50%割引で乗れる!JAL株主優待券(株主割引券)の入手方法とは?

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国内線が50%割引で乗れる!JAL株主優待券(株主割引券)の入手方法とは?

JAL株主優待券(株主割引券)は、「JAL(ジャル)」の通称で親しまれる日本航空株式会社の株主に発行される国内線航空運賃の割引券です。株主割引券の発行にあたっては条件があり、さらに有効期間も定められています。そこで、JAL株主優待券の入手方法について、詳しく解説します。

そもそもJALはどんな会社?

JALは「Japan Airlines」の略語で、正式な社名は日本航空株式会社といいます。設立は昭和26年(1951年)8月です。
主な事業内容は航空運送事業で、2020年1月の1カ月間の運航便数は国内線・国際線を合わせて3万便以上の実績があります。

JALは経済産業省の健康経営優良法人認定制度において、健康経営優良法人2020大規模法人部門(ホワイト500)に認定され、経営的な視点から従業員の健康管理に戦略的に取り組んでいる企業のお墨付きを得ています。

東京証券取引所(市場第一部)に上場しており、2020年3月31日時点の普通株式の発行済株式総数は337,143,500株でした。なお、最小単元は100株です。

株主には、JALが定める発行基準に基づいて、株主割引券とツアー割引券が発行されます。

JAL株主優待券(株主割引券)の内容とは?

JAL株主優待券(株主割引券)は、JALグループ各社の国内線の全路線を対象に、航空運賃を50%割引で利用できるサービスです。

対象となるのは、日本航空株式会社、日本トランスオーシャン航空株式会社、日本エアコミューター株式会社、琉球エアーコミューター株式会社が運航する路線です。加えて、フジドリームエアラインズや天草エアラインが運航するコードシェア便でも利用できます。

株主割引券1枚につき、1名分の普通席大人普通運賃(片道1区間)を50%割引で利用できるのが魅力です。なお、小児が利用する場合は、普通席小児普通運賃で割引が適用されます。

また、株主割引券を利用したフライトの場合、各区間マイルの75%(ファーストクラス利用時は125%、クラス J利用時は85%)がJALマイレージバンクに積算されます。

【JAL株主優待券(株主割引券)の入手方法(1)】株主になり、定められた発行基準を満たす

株主割引券を入手するには、まず、JALの株主になる方法があります。
とはいえ、ただ株主になるだけでは株主割引券は発行されず、JALが定める発行基準を満たすことが必要です。
株主割引券の発行基準は次の通りです。

・毎年3月31日に100株以上、ならびに9月30日に200株以上保有していること
・新規に株を購入する場合は、発行基準日(3月31日・9月30日)を含む3営業日前までに手続きをすませること(土日祝と重なる場合はその直前の営業日前まで)

なお、株式の保有数に応じて、発行される株主割引券の枚数が変わります。詳しくは次の項をご覧ください。

JAL株主優待券(株主割引券)の発行枚数について

株主割引券の発行基準を満たした株主には、以下のように、株式の保有数に応じた枚数が発行されます。

※3月31日時点の株主の場合
・100~199株:1枚
・200~299株:1枚
・300~399株:2枚
・400~499株:2枚
・500~599株:3枚
・600~699株:3枚
・700~799株:4枚
・800~899株:4枚
・900~999株:5枚
・1,000~1,099株:5枚
・1,100~99,999株:5枚+1,000株超過分500株ごとに1枚
・100,000株~:203枚+100,000株超過分1,000株ごとに1枚

※9月30日時点の株主の場合
・100~199株:なし
・200~299株:1枚
・300~399株:1枚
・400~499株:2枚
・500~599株:2枚
・600~699株:3枚
・700~799株:3枚
・800~899株:4枚
・900~999株:4枚
・1,000~1,099株:5枚
・1,100~99,999株:5枚+1,000株超過分500株ごとに1枚
・100,000株~:203枚+100,000株超過分1,000株ごとに1枚

株主割引券の発行枚数は、発行基準日および保有株式数により異なることがわかります。
なお、3月31日の発行基準分の株主割引券は5月、9月30日分は11月に発行されます。
そのため、年2回とも株主割引券を入手するには、通年で200株以上を保有するか、9月の基準日前に200株になるように購入手続きをすませることが必要です。

また5月発行分の株主割引券の有効期間は6月1日~翌年5月31日、11月発行分は12月1日~翌年11月30日と定められているので注意しましょう。

JALの株式を3年連続で保有すると、株主割引券が追加で発行される

JALの株式を3年(発行基準日7回)連続で保有している株主には、同一株主番号である場合に限り、上記に加えて、追加で株主割引券が発行されます。
追加の株式割引券も、株式の保有数に応じて、次のように発行される枚数が決まっています。

・300~999株:各7基準日目に1枚
・1,000~9,999株:各7基準日目に2枚
・10,000株~:各7基準日目に3枚

追加の株式割引券を入手するには、3年連続、同一株主番号で300株以上を保有することが条件です。

株主割引券と一緒にツアー割引券も入手できる

JALの株主になり、株主割引券の発行基準を満たすと、発行のタイミングに合わせて、ツアー割引券も入手できます。ツアー割引券は、JALパックツアー商品の正規旅行代金を、7%割引で利用できるという内容です。
ツアー割引券も、基準日時点の保有株式数に応じて、発行される枚数が決まっています。また、発行時期と有効期間は以下の通りです。

※3月31日時点の株主の場合(5月発行・6月1日~翌年5月31日の1年間有効)
・100~199株:海外ツアー割引券2枚+国内ツアー割引券2枚
・200株~:海外ツアー割引券2枚+国内ツアー割引券2枚

※9月30日時点の株主の場合(11月発行・12月1日~翌年5月31日の6カ月間有効)
・100~199株:なし
・200株~:海外ツアー割引券2枚+国内ツアー割引券2枚

ツアー割引券を年2回入手するには、株主割引券同様に、9月の基準日までに200株以上の保有が必要です。

【JAL株主優待券(株主割引券)の入手方法(2)】ギフト券売買サイトを利用する

JALの株主割引券は無記名式のため、実は株主以外でも使用が可能です。そのため、金券ショップやギフト券売買サイトなどで多く販売されています。

販売価格は店舗やサイトなどにより異なるものの、相場は2,000~4,000円台の範囲なので、数万円の航空運賃が50%割引で利用できると考えれば、金券ショップやギフト券売買サイトで割引券を購入しても、かなりお得です。

まとめ

JAL株主優待券(株主割引券)は、JALの株主にならなくても、金券ショップやギフト券の売買サイトなどで購入する入手方法があります。JALおよびグループ各社の国内線を利用する場合は、ぜひ株主割引券を活用しましょう。株主割引券は、Giftissue(ギフティッシュ)でも取り扱っています。購入の際は、有効期間に注意して、よりお得なものを選んでください。

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